フィンランド イナリ スーパーへ行こう Day2
フィンランド 、イナリは、フィンランド の最北のイヴァロ空港からシャトルバスで約1時間。イナリ湖畔の周りにある人口500人の村だ。イナリ湖は長さ80km、幅41kmの巨大な湖だ。今は凍って全く見えないが大小さまざまな島があり、夏はクルーズ船で巡ることができる。
誰かが作ったエモいやつ
光がない夜のイナリ湖の北にオーロラが現れる発生確率が低くても、見えることが多いそうだ。
Visit Finlandに書いてあった、サーミの伝説のオーロラがとても素敵だ。
オーロラって、一体どんな現象なんでしょうか?サーミの伝説によれば、キツネが北極圏の丘を走るとき、尻尾が雪原に触れ、それが火花となって巻き上がり、夜空に光となって表れると伝えられています。フィンランド語のレヴォントゥレット(revontulet)は、この伝説から生まれた言葉で「狐火」という意味です。
科学者の説明によれば、この現象は、「太陽風が地球に向かって吹き込み、磁場を持った大気圏内でエネルギーが発生し、それが光となる」となるといったところですが、サーミの伝説のほうがいいですね。
夜に窓から外を見ていた時、小動物が駆け抜けていくシルエットが見えた。オーロラを夜空に浮かび上げるキツネだったのかな。
天気予報では今晩は雪予報、さて今晩はオーロラを見ることができるのだろうか。
朝ご飯は初日なので、ホリディヴィレッジのレセプション兼カフェでモーニングビュッフェ(9.5EUR)。ついでにもともとの予約のサウナ付キャビンに何時ごろ移動できるかを確認する。11時から掃除だそうなので、11:30には部屋を使えるようになる。それまで、グレードアップしたコテージにいていいそうだ。
昨夜は到着してから何も食べていなかったので、もりもり食べる。
豪華なコテージに別れを告げて、もともと予約していたサウナ付コテージへ移動。スーツケース2個を広げると部屋がいっぱいだ。昨夜のコテージが広かったので、窮屈な感じがする。
荷物を広げて落ち着いたので、スーパーへ買い物がてら街の中心地へ。ホリディヴィレッジから15分くらいの道のりだ。東京は最近は雪がほとんど降らないので、こんな雪景色の中歩くのはとても楽しい。
東京の雪と違って水分少なめふわふわ
Kスーパーマーケットが唯一のスーパーと言われていたが、もう一つ「Sale」というスーパーマーケットができていた。とても広かった。読み方は英語読みでいいのか不明。Kスーパーマーケットは建物を新しくしているらしく、イナリホテルの前の店舗は建築中だった。そこから200mくらい先に今はお店があった。
慣れない雪の上を歩く。ほとんど人通りもなく、街は明るいけど静かだ。
街の中心地。イナリホテルとお土産屋さん
スーパーでスモークサーモンとチーズ、パン、サラダ、マヨネーズ、ブルーベリージャム、牛乳、ヨーグルトを購入し、滞在中の食料とした。スモークサーモンはとても脂が乗っておりとても美味しい。後日追加で購入した。
今日は女性の日らしくレジのお姉さんに白バラをいただいた。優しい。
お土産屋さんをのぞき、のんびりコテージへ帰る。少し夕寝をし、夜に備える。
夕方、外を見れば雪が降っている。雪が降るとオーロラは見ることができないので、今夜は無理だ。
諦めて部屋のサウナを温めて、楽しむことにした。
トイレとシャワーの奥にサウナ。サウナストーブの電源をオンにすると温まりだす。
一人用かな。パーソナルスペースが狭ければ二人入れる。
この格好で何度も外を見たが、空が晴れる気配はなかった。
人通りがあるので、外での外気浴は少し緊張する。気持ちいいけど。サウナから外に出るドアは一つなので、外に出るたびに外の冷気が部屋に入ってくるのが難点か。
明日は晴れる予報。オーロラの強さを示すKp値は9段階中3で弱いけど、明日から本気出すと心に決めてサウナで汗を流した。
今日もトラブルと無縁の平和な一日だった。新コロからも解放されて、あったかいお部屋でよく眠れた。