フィンランド イナリ オーロラを探して Day1
こんなご時世なのに大変申し訳ないが、前々から決めていたことだし、キャンセルフィーがかかってしまうので旅に出ることにした。
テレビは朝の天気予報とドラマ、アニメしか見ないようにしたので、世間がどう動かされているかよく分からない。一般人なので、フィンランド の雪とオーロラと戯れている写真をアップしたとしても、友達は減ることがあっても不謹慎だと炎上はしないだろうし、ブログ自体は現実逃避を目的としているので、こんなに良いタイミングはないだろう。
外国人を好まない人々は、全世界に存在する。この時期日本から外に出て行くのは心配性の私にはとても怖いことだ。当たり前のことではあるが、私も日本から出れば外国人枠になるのだから、一部の日本人やワイドショーがしている人種差別を受ける側になる。げに恐ろしきは人間な報道が多い中、ガクブルではあるがオーロラを求めて出国した。
成田空港は土曜日にも関わらず、空いているように思えた。手荷物検査も出国手続きもあっという間に完了してしまった。
マスクをするのはヴァンター空港までとして、母が持たせてくれた消毒シートとともにフィンエアー搭乗。こんなに空いている飛行機に乗るのは初めてだ。
私の席は3列の席の通路側。横の二席は空いていたので、三席使用させていただいた。
フィンエアーのCAさんは、日本人以外は特にマスクなしでサービスしていた。いつも通り親切な対応を受けた。
フィンエアーの機内のエンタメはあまり私の興味を引くものがないので、ネットフリックスでダウンロードしてきた鬼滅をひたすらに見る。桜井ヴォイスに飢えていたので、冨岡さんが出てくる所を中心に。本当はリチャード氏を持ってきたかったが、かなわなかった。
問題なくヴァンター空港に到着。トラブルを避けるためにマスクを外すが、マスク率はアジア人が多いものの、それ以外の人々もマスクしている人がいて驚いた。入国審査は自動化されていて、特にサーモグラフィーを撮られたり、検温されたりもなかった。至って普通。
イヴァロ空港への乗り継ぎ便。意外と席が埋まっている。フライトの時間は1時間30分位なのだが、途中皆席を立ちあちらこちらで立ち話をしていた。皆ご近所さんなのか?というような盛り上がりだ。楽しそうだ。日本人のツアー客も10人くらいいた。年齢層高めだった。勇気ある。ガクブルの私とは違う。
何の問題もなくイヴァロ空港に到着。虐げられることなくDay1完了。予約したシャトルバス内で前に座っていたフランス人のおばちゃんがごほごほしていて逆に心配になった。デリケートな国からやって来たばかりので、ナーバスが止まらない。
すごい晴天だったが、この日はオーロラ見えず。しかし寒い。近年東京では雪が降らないので、この大量の雪はとても新鮮だ。予約していたコテージにダブルブッキングが発覚した。「よし、トラブル来たかぁ、やったるでぇ」と腕まくりしたものの、10分後、あっさりグレードアップしたサウナ付きコテージを用意してくれた。そっと袖を元に戻した。
場所はコテージ群の一番北のはじっこ
暖炉、ベッドルーム、ダイニングキッチ(オーブン、冷蔵庫、電子レンジ、食器完備)
サウナ、外気浴を繰り返しつつ、北の空にオーロラがあるかを確認することができる素晴らしいロケーションである。
ホリディ ヴィレッジ、コテージBのサウナ
2〜3人が一度に入れる。コテージの扉は二つあり、一つは玄関、一つはシャワー、トイレ、サウナ室から外に出る用だ。温まるのに45分くらいかかる。
雪にダイブできるよ!