ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

フィンランド サウナ旅 ユーロホステル モーニングサウナ

さすがというしかないのだが、フィンランド式のサウナがあるホテルは多い。わざわざ外のサウナに行かずともホテルでもお手軽に楽しめるので、これが最もお手軽なサウナ体験かもしれない。

 

前回宿泊したアパートメントにも共同サウナがあったのだが、地下の薄暗いバイオハザード感が強い廊下の奥にあり、小心者の私は怖さの方が優ってしまい、サウナに集中できなかった。

 

さて、ここのサウナはどうだろうか。

eurohostel.eu

 

モーニングサウナは、7:00~10:00で宿泊者は無料で利用できる。夜のサウナは17:00~22:00で、宿泊者 は€ 7,50、宿泊者以外は € 15,00とのこと。

 

エレベーターと言うか、小学校にあった給食を運ぶリフトみたいな乗り物に乗って、6階まで行き、そこから階段で7階まで登る。

 

余談だが、このエレベーターのドアは手動で開閉する必要があり、自動ドアに慣れている現代人たちが希望の階で降りられないという事件が滞在中に頻発した。そんな時はエレベーターで苦笑が起こり、何とも言えない面白い時間を各国の人々と過ごすことになる。


ユーロホステル

 

閑話休題

 

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階段を登りきるとサウナ室のドアがある。

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ドアを開けると、男性と女性用のドアがある。女性用サウナの扉の写真が、ピンぼけである。武者震いだろう。

 

入ると更衣室がある。ロッカーは無いので、タオルや着替えはここの椅子の上に置くことになる。全ての貴重品は部屋に置いてあるが、部屋のカードキーは持参せざるを得ない。カードキー自体には部屋番号は振ってないので、盗まれても問題はないと思うが、心配な人はサウナに行く時は部屋の貴重品をスーツケースに入れてスーツケースの鍵をかける事をお勧めする。

 

奥のドアを開くとシャワー2台があり、おばあちゃん2人が仲良く使っていた。シャワー待ちでぼんやりと立っていると1人が「髪洗ってるから使っていいよ」と貸してくれた。

 

優しい。体を清め、いざサウナの扉を開く。

 

 

真っ暗だ。

 

 

よーく見るとサウナベンチがうっすら光っている。何か光るものが埋め込まれているようだ。HPには10人は入れると書いてあるが、サウナ内は5人くらいで満席の様に思える。

 

暗くて、ほのかに暖かく時間感覚が失われる。サウナストーンに水をかけて、蒸気を足す。蒸気が出る音が落ち着く。静かになると何だか周りの音が気になってくる。

 

「あーぅ」という男の人の声や、蒸気が出る音、ヴィヒタで体をたたくが聞こえる。始め銭湯のように天井まで壁がなく、男性用サウナの音が聞こえるのかと思ったが、どうやらBGMのようだ。サウナサウンドが収められているCDを何故本物のサウナで流すのだろうか。

 

気持ちよくて少しうとうとしてしまった。朝だし、サウナ内は暗いし、眠くなるのは必然だ。安心して入れる温度で、蒸気も丁度いい。リラックスしかない。しかし朝起きたばかりの状態で入るサウナが苦手なので、一回だけ入って終りにした。

 

帰りがけに水着を着ている日本人おばちゃんとサウナのドアを開く時に鉢合わせした。ビーサン一丁、防御力0でボケっとしてたので、恥ずかしかった。全裸と水着、薄いようで分厚い壁を感じた。

 

その後、シャワー浴びてるとその日本人に日本語で「ここ真っ暗なんですけど、大丈夫でしょうか」と聞かれ、「真っ暗なんです。大丈夫です」と答えておいた。何が大丈夫なのか、大丈夫なのかよく分からない問答だった。久しぶりに日本語で話しかけられたので、びっくりして おぼつかない対応になってしまった。

 

 

共同サウナはちょっと抵抗があるという人には、ホテル ヘルカのジュニアスイートは如何だろうか。

 

1泊5万円/部屋くらいの値段で、部屋にサウナが付いているそうだ。私は宿泊した事はないのだが、フィンランド大使館の人がお勧めしてくれた。フィンランドのホテルは高いので、二人旅だったら、そんなに高い金額ではないと思う。

https://www.hotelhelka.com/room/junior-suite/?lang=ja

 

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ユーロホステルのサウナは、

1. お手軽にフィンランドサウナを楽しめる

2. 朝のサウナは無料

3. バストイレ、キッチンは共有だが、ホテル代が安い。サウナは舐める程度、観光、ショッピング重視なら、コスパはいいかしれない。

 

フィンランドで宿泊するホテルにサウナがついていたら、試しに行ってみるべし。新しい可能性に気がつくかもしれない。

 

さてここまで2泊3日にわたり、サウナを満喫してきました。フィンランドを訪れた際には是非サウナも体験していただきたいという思いでブログにまとめました。

 

次回はいつ行けるか分かりませんが、またフィンランドのサウナを巡りたい。

 

大聖堂の前のカウニステでお買い物をした時、「サウナ御朱印帳というものがあり、その表紙のデザインがカウニステなんですよ」と話したところからショップのお姉さんとサウナ話で盛り上がってしまいました。

 

お姉さんがお勧めしてくれたのは、ハカニエミにあるクルットゥーリ。あまり宣伝はしていないそう。サウナを静かに楽しんでもらうために、3人以上のグループで来るのはダメらしい。外観もとてもおしゃれ。フィンンド語のサイトしかないのもなかなかよい。是非次回訪れてみたい

http://www.kulttuurisauna.fi/

 

ここまでお読みいただき有難うございました。また次にお会いできると嬉しいです。