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ひつじのおさんぽ

不思議や奇妙な事,面白い事に心惹かれます。

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清澄白河さんぽ

散歩

何かと話題の街、清澄白河をおさんぽ

 

Blue Bottle Coffeeができたことにより、カフェが増えたり、おしゃれなデザイナーさんたちのお店が住宅街に点在したり、東京メトロのCMでも取り上げられている街にやってきました。

 

今日は、この街に住む方にガイドさんをしていただき、街を味わっていきたいと思います。

 

【本日のさんぽコース】

清澄白河駅清澄庭園深川めしランチーCoci la elleーALLPRESS ESPRESSO-雲光院ーBrigela

 

清澄庭園

 東京メトロ 半蔵門線都営大江戸線が乗り入れているこじんまりとした清澄白河駅から、徒歩3分の清澄庭園へ向かいます。

 

 岩崎彌太郎が過去に武家屋敷であった邸地を含む一帯約3万坪を取得し、社員の慰安や貴賓を招待する場所としても造園を進め、様々な名石を全国から取り寄せ、庭園を造りました。時代を経て、現在の清澄庭園となりました。一時は、無料で開放していたそうなのですが、ホームレスが住み着いたり、管理が行き届かなくなり庭園が荒れてしまったので、現在は入園料が有料になったそうです。一般150円、年間パスポート600円と非常にお値打ち価格ですが。

 

 周りには大通りがあるにも関わらず庭園内はとてものどかで、平日昼間に入園したので近所のおっちゃんが写真を撮りに来たり、おっちゃんがアオサギを近くに呼び寄せるためにパンくずをまいたり、サラリーマンのおっちゃんが散歩に来たり、、、おっちゃん率がとても高かったです。

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 中央の池にはアヒルや亀、アオサギなども憩いに集まってきます。アオサギは、人間に慣れていてとても近くまで来てくれます。間近で小魚を池から狩猟する様子を見ることもできます。

 池の中を凝視すると、丸々と太った鯉が水面に映る人影を見付けて、餌をもらおうと寄ってきていました。亀もどこからともなく寄ってきます。よく見ると亀とは似て非なるすっぽんらしき姿も見えます。すっぽんは、よく見ると気持ち悪いです。すっと伸びた鼻先や、表面がつるっとしてぬめっているような甲羅、そしてサイズが大きいです。

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 庭園の散策や池の周りのベンチで特製ハーブティーと手作りのお菓子をいただいたりしていたら、あっという間に1時間半も経ってしまいました。毎日、時間に縛られてきりきり生活しているのに、ここにいると自然と穏やかな気持ちになって、時間の流れが穏やかで心地よいです。

 

【深川宿】

 お昼は深川宿(ふかがわじゅく)にて「辰巳好み」を注文しました。ぶっかけとたきこみご飯が、少しづつ楽しめます。とはいえ量はものすごく多かったです。昔の漁師さんが食べていたのは、あさりの味噌汁にご飯をいれたぶっかけご飯とのことです。濃くて深みのある味のお味噌の味、たくさんのあさり、じとっとした梅雨の気候で消耗した体にしみます。昔の漁師さんもそうだったのかなと思いをはせてみたり。

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 エネルギーチャージをした後は、おさんぽ再開です。

 

【Coci la elle】

東京メトロのCMにも出ていました、色彩豊かな一点物の日傘のお店です。雨傘や晴雨兼用傘、プリント柄の日傘も置いてあります。CMでさとみちゃんが持っていた、金魚のような傘も置いてありました。一点物の日傘たちは、テイストが1つづつ異なっていて、ルノアールの絵画に出てくるような貴婦人がさしている丸くてフリルがふんだんに使用されているような日傘があったり、細かいあみあみの生地で日差しは入ってくるよね?というような日傘、傘のふちにぐるっとフリンジがついていて少し重たい日傘など見ていて楽しくなるような子たちばかりです。

 

デザイナーさんの傘に対する愛しい思いが、傘からもお店からも漂っている素敵なアトリエでした。

 

【ALLPRESS ESPRESSO】

 次に向かう雲光院では、14時からひるま寄席が開催されます。それまでの間、こちらでコーヒーを傾けます。ニュージーランドからやってきたコーヒー豆のロースターの会社であり、エスプレッソのスペシャリストのお店です。清澄白河と言えば、Blue Bottle Coffeeがとても有名ですが、こちらのエスプレッソもまた違った魅力があります。

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 高い吹き抜けの店内、奥には大きなロースターがあります。トイレが奥にあるので、その行き帰り時に近くでまじまじとロースターや店内を見ることができました。コーヒーのコロンビアやブラジルに混ざって、Kibaがあるのが素敵です。

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 席数は少ないながらも、座席は広々しているので、Blue Bottleよりは落ち着けるかもしれませんね。

 

【深川ひるま寄席】

 雲光院で月一回開催されているひるま寄席で、5月~7月は二枚目お二人と真打お一人の3名の噺家さんが出演されます。しばらく遠ざかっていた落語、最近「昭和元禄落語心中」をテレビで見て、無性に落語を聴きに行きたくなっていたのでとても楽しみです。

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  演目は、「紀州」「千両みかん」「宿屋の仇討」でした。

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 内容で一番記憶に残ったのは、千両みかんでした。オチが笑えるような、切ないような気持ちにさせます。現代のまじめなサラリーマン哀歌という単語が浮かび、江戸も平成も雇用される側というのは、待遇や従業員の気持ちが変わらないことに驚きました。話の中の旦那も若旦那もいい人そうだったのですが、それゆえに番頭さんは大変だったのかもしれませんね。

 

 寄席で好きなのは、マクラの所です。長すぎても短すぎてもいけないし、次に始まる噺とうまく絡んでいると気持ちいいです。マクラがいつ終わるんだろうという方の落語を聴いているとそれだけで疲れてしまい、最後まで集中力が続きません。噺家さんの腕の見せ所です。

 

 余談ですが、不定期でフラのインストラクターをしていまして、レッスンを始める前に、レッスンする曲の内容と絡めて、マクラができないか現在考え中です。マクラについて考えると自然に曲の内容や背景についても考えることができ、一石二鳥な気がしています。

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【Brigela】

    お散歩の〆のジェラートをいただきました。ブリオッシュにジェラートを挟んだ新スイーツを提案されているそうです。ジェラートの種類がとても多く、悩みます。ジェラートの冷たさとブリオッシュの温かさがバランスよく、冬でも楽しめそうです。

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    住宅街の中にぽつりぽつりと素敵なお店やスポットが点在する清澄白河界隈ですが、それは本当に最近の事だそうです。街が変わってきて、集まる人も変わってきて、少しづつ新しくなってきていますが、変わらない風景もありました。

 

    商店街のお土産屋さんでは、ちょんまげのかつらをかぶった旦那さんが道行く人に気さくに声をかけてくれます。南京玉すだれがお上手だそうで、一時期あちこちで披露していたそうなのですが、お店に旦那さん目当てにいらっしゃるお客様もいるため、今は断っているそうです。話をしていると小学生の子が、こんにちわとあいさつをしていました。旦那さんも、おかえりと声をかけています。お店の外に座って街を見守ってくれている安心感がそこにはありました。

 

    新しさと懐かしさがゆるく手を結んでいる街、清澄白河で、緊張を緩めて、忙しさに忘れがちな自分の心の声を聴きながらのおさんぽにはデトックス効果があるのではと思いました。

 

    たまにはゆっくり近所をおさんぽ、いかがでしょうか。

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(ネジバナが可愛くて、撮りたくて、うまく撮れなくて)

それでは、また次のおさんぽで。 

  

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