ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

フィンランド HEL YEAH! 海へ飛び込め Day4

 サウナ発祥の地でもあるフィンランド。観光の合間を縫ってサウナへ行ってきました。女子一人でも安心して行けるところを探しました。アパートにもサウナがあるのですが、バイオハザードの様な地下の廊下の奥にあり、怖過ぎて10分くらいしか入っていられなかった。そんな小心者でも楽しめるところ!

 

 というわけで、小心者の私も安心の今ヘルシンキで話題のお洒落サウナへ。

www.loylyhelsinki.fi

 

    平日昼間に予約なしで行ったら、予約いっぱいで入れませんでした。土曜日は、7:30〜11:00(入場は10:00まで)のモーニングサウナがあるらしく、お店の人がお勧めしてくれた事もあり、土曜日に出直しました。お店のHPで予約ができるそうなので、時間が決まっている人は予約した方がいいかもしれません。

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    14番のバスが、Loylyの前で止まります。大体20分に1本くらいです。ホテルがテンペリアウキオ教会の近くだったので、そこからバスに乗りました。バスはカンピを経由していくので、カンピからでも行けます。トラムで近くまで行って歩く事もできます。20分位かなぁ。

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 こちらの入口から入ると、右手がレストランで左手がサウナへの入口です。

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 あの階段から、海へ飛び込めます。別に飛び込まなくてもいいと思いますが。

 

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 朝、7時まだレストランはオープンしていませんでした。

  

    外のデッキでも食事が取れるのですが、カモメが激しく襲ってきます。ぼーっとしたい場合には店内で食べることをお勧めします。


ロウリュ

 

   サウナはスチーム式で温まった石に水をかけるタイプ。鉄の蓋をあけて、柄杓でお水を石にかけます。伝統的なスモークサウナもあるのですが、この日は温まるのに時間がかかっているらしく、温まっていませんでした。

 

    石に水をかける際には、かけていい?と誰かしらがサウナ内の皆に確認します。この一蓮托生感がとてもいい。

 

    スターティングメンバーは、フィンランド人の親娘と夫婦、アイスランドから来たという二人組の女子、イギリスから来た二人組女性、上海から来たと言う夫婦、香港から来た男性、そして日本代表の私。

 

    どこから来たのから始まって、サウナの話や日本の話、フィンランドの感想などを話したりとてもゆったりとした時間を過ごしました。

 

    香港から来た男性は、香港スターみたいな格好よさでタジタジしてしまいました。日本にも来たことがあるらしく、草津温泉とスキーに行ったと言っていました。

 

    サウナは暑過ぎず、蒸気で温めているため、日本のサウナの様に肌がぴりぴりしません。各自が熱くなったら、外に出て、海に入ったり、水のシャワーを浴びたり、地元の方々は、ワインを飲んでゆったりと語らっています。

 

    日本の修行みたいなサウナと全然違う…。

 

 上海から来た夫婦の奥さんとシャワー室で会ったのですが、凄い可愛い人で日本にも何度か行ったことがあると話してくれました。サウナでは旦那さんと英語で話していたので、中国人とは思っていませんでした。街で見かける中国人の団体とは全然違うタイプだったので、もしかしたらセレブだったのかも。

 

 サウナで驚いたのは、フィンランド人親娘のお母さんが、タオル一枚でサウナに入っていた事です。男女一緒のサウナだし、タオル一枚ではなかなか心細いのに。海へ体を冷やしに入る時には生まれたままの姿で入っていて、目のやり場に困りました。ちなみに娘さんは、水着でした。

 

 サウナからは海が見えます。春の日差しにキラキラと光る海面を見ていると、力が抜けてぼーっとなります。スタッフの方のお勧め通り朝に来て良かったなぁと思いました。空いてたし。

 

 地元の方によりますと、土曜日の朝は、ヨガ教室もあるみたいで、こちらも人気で、この日は予約でいっぱいだったそうです。興味があったのですが、どこから予約できるのか分かりませんでした。

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 サウナ後に食べる食事はこれまた美味しい。ハンバーガー(税抜18ユーロ)は意外と大きく、食べ進めていくと、ビーツやらサーモンやらが現れ具だくさんです。フィンランドではサーモンをとにかく押してきます。ハンバーガーの他にスープなどもありました。忙しく観光地を動き回る事だけが、旅行じゃないなと思いました。

  

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    あまりにもサウナが素敵だったので、「ふるさとの訛なつかし 停車場の人ごみの中に そを聴きにゆく」といった感じで、帰国後、日本でもフィンランド式サウナに入れるというラクーアに行ってみました。

 

    一歩踏み入れれば、ここは八熱地獄のどこかなの!?と思うほどの暑さ。毎日決まった時間にロウリュサービスがあり、90度に熱せられた室内で、石に水をかけて蒸気を出し、地獄感を高めます。更に一人一人をタオルで扇ぐというサービスをしてくれるお姉さんは、獄卒に見えました。ここもやっぱり修行系でした。

 

 結論、日本のサウナはやっぱり、フィンランドのサウナとはと全然違う。