ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

サウナな人々 - 女ってやつは

今年は暖冬だというけれど、そろそろ寒さにも飽きた。暖かい季節を思い描いて、ごりごりと首や肩から音を出しながら回す。

 

寒さも暑さも極端だと体が疲れてくる。

 

夏も冬もピーク時の辛さは変わらないけれど、冬はサウナが心地よく、仕事が終わったらサウナに行こうと考えて、少しモチベーションが上がったりする。

 

身体を温めて、残り少ない冬を楽しみながら過ごしていこう。

 

note.mu

サウナな人々 - 京都に思いを馳せる

 インフルエンザが流行っているようですが、サウナで蹴散らしていきましょう。

立春過ぎたので、春は近いです。

 

サウナな人々 京都に思いを馳せる|檻野 羊|notenote.mu

 

全くの余談ですが、最後に京都を訪れたのは、2012年5月でした。後は、乗り換えとかで京都駅を使ったのみ。久々に行きたいけど、空いてる時がいいな。

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1泊2日 松山〜高松 横断旅行 こんぴらさんへ

朝は素敵なブュッフェから始まる。昨日の夜、鯛めしをしっかりと食べたが、このブュッフェもしっかりと食べていきたい。

 

前日の様子は下記からどうぞ。

cagedsheep.hatenablog.com

 

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見よ、女子向けのこの素晴らしいラインナップを。

 

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みかんの食べ比べは初めてだ。みかんを直接絞ってみかんジュースを作るマシーンもある。道後温泉の有名な温泉宿も景気があまり良くなく、お食事で経費削減をしているらしいのだが、ややの食事は地元の人も来る美味しい朝食だ。

 

ブュッフェに入る前に、60代くらいの女性二人が、お風呂に行くグッズを持って、まだ薄暗い中連れ立ってホテルを出て行った。このホテルは外湯を楽しんでもらうために、室内にはシャワーしかない。潔い。

 

道後温泉本館は、6:30から開き、朝風呂が観光客のみならず、地元の人たちにも人気があるそうだ。道後温泉は地元の人にとても愛されていると感じた。


www.yayahotel.jp

 

 

タクシーで松山駅まで向かう。タクシードライバーさんはお話好きの方らしく、お遍路の話をしてくれた。お遍路は、15回、さかうちも5回したことがあり、友達とカジュアルに行ったりするらしい。ちょっと感覚がよく分からないが、そういう人もいるのだな。

 

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8:00、松山発のアンパンマン電車で琴平まで向かう。車内は、おそらくこの電車のターゲットにはなっていなかったであろうアラフォー女子やおっちゃんしか車内には居なかった…。

 

日曜朝なのに空き過ぎている気がするが、東京としか比較できないのでよく分からない。車の移動が多いのかもしれないし、やはり2月は観光シーズンではないのかもしれない。
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10:45、琴平駅に到着。びっくりするほど人がいない。


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11:05、有名なこんぴらさんの階段が始まる。ここから1,368段を登るっ。


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 11:10、境内をてくてくと歩く。

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11:15、桜馬場 西詰銅鳥居の先の神馬舎(しんめしゃ)に到着すると、神様が乗るとされる神馬のお散歩を見ることができた。

 

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11:19、有名な「こんぴら狗」さん。遠方のためなかなか足を運べない参拝客が、道中の費用や初穂料を飼い犬の首に巻き、自分の代わりに参拝させるという風習があったそう。像の根元の部分、押すと動きそうだな。


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まだまだ登る。
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まだまだ!
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11:35、785段、御本宮に到着。ここから白峰神社、厳魂神社(いづたまじんじゃ)まで行って、1,368段のなのだが、2018年2月時は、2017年の台風で奥の院までの道が閉鎖され、登り切ることが出来なかった。残念過ぎる。また次回訪れたい。


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12:30、途中まで階段を降り、旧金毘羅大芝居(金丸座)を見学する。1835年に建てられた芝居小屋で、現存する最古のものだという。

 

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昔の靴置き場。下足番が居て、お客様の靴を預かっていた。


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客席は意外と狭く、ここに大人4人だと身動き取れない感じがする。相撲のます席のような感じがする狭さである。


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金丸座

ガイドさんの説明を聞きながら舞台まで、花道を伝って向かう。

 

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そして、奈落にようこそ。


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 階段を降りると、廻り舞台を人力で動かす装置が残っていた。楽しく芝居を見ている、役者が華々しく演じているその裏で、この薄暗い場所で芝居を支えている人がいたんだなあとしみじみ思った。暗いし天井が低いので、この場所は怖かった。

 

金丸座は、2017年の通訳案内士試験に出題されていたのだが、外国人旅行者はほとんど見なかった。インバウンド産業の難しさよ。英語表記も見当たらなかったし、国と地方の力の入れ具合に、まだまだ温度差がある気がする。

 

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13:15、うどん県の香川ではあるが、美味しくないお店もあるのだと思った。出汁の感じられない汁とコシがないうどん。私が冷凍うどんを作った方が美味しいかもしれない。今から思うと、写真の麺やえび天の感じで、「んん?」と思うよなあ。 

 

お口直しに再度別の店で、美味しいうどん食べた。

まずいうどんがあまりに衝撃的だったので、美味しいうどんの写真を撮り忘れてしまった。結構、動揺していたのかもしれない。 


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14:30、赤星珈琲店にて、カフェラテとカヌレティータイム。うどんを2杯も食べたのだが。


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店の外側にはしめ縄が張ってあり、不思議な感じ。

 

帰りの飛行機の時間が近づいてきた。琴平駅へ戻り、空港直通のバスに乗って、高松空港へ向かう。まだまだ行ってみたいところがあったと後ろ髪引かれる思いだったが、また四国に訪れるための理由を残しておこうと思いながら東京へと戻った。

 

あっという間の1泊2日だったが、初四国そして、愛媛と香川の魅力をふんだんに味わう事が出来たと思う。島の独特さも、濃くて楽しかった。次回は、高知と徳島にも是非行ってみたい。小豆島や直島、平家の隠れ里である祖谷渓で落ち武者気分を味わってみたいな。

 

 

 

2月というあまり観光に適さない時期に旅行をしたからかもしれないが、程々の混み具合で快適に過ごすことができた。先日訪れた伊豆もそうだったが、地方の観光業は、なかなか苦戦していると感じた。インバウンドはその解決策の一つだとは思うが、日本人のメンタルとしてなかなか対応には時間がかかるのかもしれない。そうこうしているうちにオリンピックが終わり、乗り遅れた所と事業を軌道にのせた所で天と地の差が生まれてしまうのかもしれない。

木爪崎 水仙まつり 大人女子は冬に下田を目指す

それは、フラ友の一言で始まった。

水仙まつりに行きたい」

 

世の中、自分が知らないだけで、色々なイベントがあるものだ。水仙、小学校等の花壇に咲いているものしか見たことがないと思い、この凍てついた寒空の下、海沿いの丘に咲いている水仙を見てみたくなった。

 

年齢も仕事も生活も違う、同じハラウでフラを習っている気が合う4人のスケジュールを合わせるのは、時としてとても難しい。合わない時は全く合わないのだが、今回はさくっと参加者4人の予定が合った。

 

そこからの行動は光のごとくだ。旅行会社に勤めている一人が、交通を押さえてくれて、下田への日帰り旅行が確定した。

 

伊豆は、熱海や修善寺は若かりし頃行ったことがある場所だが、ほぼ記憶がない。何となく団体旅行でわーっと行ってわーっと帰るという印象しか持っていない。ただ下田はペリー来航の地なので、テンションが上がる。

伊豆下田観光ガイド-伊豆下田観光協会公式サイト- | 水仙まつりwww.shimoda-city.info

 

木爪崎は、下田駅からバスで15分の場所にある。バスは、基本的に1時間に1本で、休日は2〜3本は運行している。

 

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7:50、ここは本当にJR新宿駅なのか⁉︎驚くほど人が…いない…。恐る恐る指定されたホームへ向かおうとしたのだが、「この先売店なし」のポスターを見て、近くのコーヒー屋さんで朝ごはんを買いに戻る。

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8:15、今日の参加者が全員揃い、一気にそれぞれが話し出す。何となく話が噛み合ってなかったり、空回っている気がするがおかまいなしだ。何年ぶりに再会すると言うわけではないのに、何故こんなに盛り上がるのか自分でも不思議だ。大人女子の話は、いつでも積もっているものなのだ。

 

無事にスーパービュー踊り子1号特急が来て、8:30、新宿駅を出発する。

 

椅子を向かい合わせにして、すっかり旅モード、同じ車両に人はまばらだ。3連休の最終日、この空き具合は経営が成り立つのか不安にさせるほどだ。

 

4人で話が盛り上がり過ぎて、途中の写真がほとんどなかった。雪化粧の富士山も車窓を通り過ぎるだけだ。

 

熱海の手前から海が見え始める。海が見えるとテンションが上がるのは、フラ好きだからか、内陸県である埼玉県育ちだからか。遠くに見える島が何か、GoogleMapで何度も確認してしまった。薄ぼんやりとだけど、初島や大島が見えた。

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熱海、伊東で人が降りていき、下田まで行くのはこの車両には私たち4名だけになった。


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11:12、下田駅に到着した。冬の風が吹き抜けていく。

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駅前のロータリーからバスに乗って木爪崎に向かう。思った以上に空いている。水仙まつりの旗を見かけるので、祭りがやっていない事は無いと思うが、

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杞憂であった。


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木爪崎 バス停より

バスに揺られる事15分、木爪崎に到着した。海沿いだからか、風が冷たく強い。

 

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木爪崎

 

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可憐な水仙たち。丘の斜面にも花が見える。

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海沿いに咲いた水仙は、風に吹かれてゆらゆらと思い思いに揺れている。その中を歩くと水仙のとても良い香りがする。

 

こんなにたくさんの水仙が咲いている場所には今まで来たことが無かった。一部見頃が終わっているお花たちもあったが、まだまだ満開だった。

 

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木爪崎には灯台もあるので、そちらへも歩いてみた。風が冷たくて、耳がキーンとする。


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恋する灯台プロジェクトというものがあるらしく、会場のあちこちにハートをバックに写真をとる場所が設置されている。残念ながら、この日は、カップルがいちゃいちゃしている様子を見ることはできなかった。

 

空いているのを良いことに、主催者の趣旨に反してハートを使った面白写真ばかりを撮ってしまったことをここで少しだけ反省したい。

 

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灯台へ行く途中に「柱状節理」が見られるということで、更にテンションが上がる。丘を降りると、えのき茸のように、みっしりと並んで柱が、地中から生えている景色が広がる。東尋坊は、とても怖く感じるのだが、この柱状節理は海と大地のダイナミックさを感じて、荒々しいような印象を受けた。

 

おまけで世界の柱状節理が気になって、調べてみたのだが、アメリカのデビルズ・タワーが圧巻だった。いつか訪れてみたい。

神様の彫刻!六角形の玄武岩が連なる世界の柱状節理7選 |

 

あまりの風の冷たさと空腹の為、13:20、バスで下田駅に戻る。水仙もいいけど、寒さと飢えには勝てなかった。

 

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下田駅前に戻り、お腹が空いたので、地元のお店で海鮮丼をいただく。絶対に海鮮が美味しいだろうと確信していた。言わずもがな。

 

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一口いただいた金目鯛の煮付けもめちゃくちゃ美味しかった。

 

体も暖まり、お腹もいっぱいになったので、ペリー来航の港へ、カフェを探しながら向かう。

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標識に沿って何となく歩きながら、ペリー来航の港に到着した。


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この場所にスーパーハイテクな太平洋を横断できる異国の船が来たことに、驚くというよりは恐怖を感じた人も多かったかも知れない。


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時間も迫ってきたので、行きとは違う道を散策しながら、下田駅に戻る。途中、古民家を改装したカフェがいくつかあり、とても惹かれた。帰りにバイバイしてくれたネコさん。

 

16:07、カフェでお茶をする時間が取れなかったので、売店でコーヒーと温泉まんじゅうを購入し、下田駅から踊り子号に乗り込んだ。

 

帰りの電車、かなり眠くてうとうとしていたのだが、用意周到なお姉様がトランプを持って来てくれたので、何十年ぶりかのババ抜きで戦った。顔の表情でババのいる場所を教えてしまう人が多くて、大人気なく白熱してしまったことはご愛嬌で許してほしい。

 

 

 

冬の伊豆は、大変空いており、観光地の混雑でストレスを感じることはなかった。ゆっくりまったりしたい大人女子にはぴったりな場所だ。

 

水仙まつりは今月いっぱいまで開催されている。新宿から片道2時間半、バスで15分の旅程だが、水仙が咲き乱れる非日常とのんびりと静かな漁港に癒されること間違いなし。

東海七福神めぐり 2019年 経理人は身を清めたい

お正月に七福神めぐりをする慣習があると知ったのは2年前。去年は行けなかったのだが、今年は、東海七福神めぐりに行ってみた。

 

去年は、仕事を手伝っていた会社で、経理の仕事が評価されず心をすり減らしたり、社内の対立が多い会社で仕事をしていたので、社内に漂う悪い気を身体に溜め込んだ…様な気がする。

 

2019年年初、七福神をめぐって、心を整えよう!という事で東海七福神をめぐってみたので、ご紹介。

東海七福神 | しながわ観光協会

東海七福神

江戸時代に入り、東海道五十三次で品川は第一の宿駅となり、その沿道は由緒ある社寺が多く参詣する人も多かったそう。

 

昭和7年に品川が大東京に編入された記念として、東海道七福神初詣を定め、現在に至っている。

 

それでは、小雨降る寒い中、12:45 大森海岸駅からスタート!

 

 

磐井神社(いわい)   弁財天

愛情と智慧を授け、富貴開運をもたらす神

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12:50 到着。カラッとした小ぶりな神社。小さな橋を渡ると弁財天がある。

 

1400年の歴史を持つ神社。幾度かの戦火をくぐり、その姿は「江戸名所図絵」等に鈴森八幡宮の名で記録されており、多くの参拝者で賑わったと伝えられている。

 

天祖諏訪神社  福禄寿

財宝と人望と出世をもたらす神

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13:36、何故か狛犬の写真しか撮ってなかった…。何していたんだろう、私。2箇所目にして、頭の中が空っぽになったらしい。この浄化力たるや。神社はスカッとしていい雰囲気だ。

 

天祖神社諏訪神社が混じってるようだ。天祖神社創建は1100年〜1190年、諏訪神社創建は1631年以前と言われている。昔は、両社は東京湾に面し、立会川を挟んで並んでいたらしい。

 

品川寺(ほんせん)   毘沙門天

開運厄除けと財宝をもたらす神

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14:10、何となく中華風なお寺に到着。
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蝋梅が一本だけ綺麗に咲いていた。
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境内にミニ七福神があり、何ならここでもめぐる事ができるかもしれない。

 

たまたま法事で来ていた友達に境内で邂逅し、ビックリした。

 

ここは、1652年、品川寺と号し、寺宝の大梵鐘から「鐘の寺」と呼ばれている。毘沙門天は足利期のものと言われており、高野山伝来の由緒深き御尊像として信仰を集めている。

 

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旧東海道を、昔の旅人気分でずんずん進む。雨はすっかり上がった。絶好調という精神状態ではないので、曇り具合が丁度良い。

 

荏原神社  恵比須

愛情と智慧を授け、富貴開運をもたらす神

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14:50、目黒川をかかる橋を渡って、到着。
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鳥居がもさもさしている。
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雪予報も出ていた、曇りの日。雨は止んだが、空気は冷たい。何度もお詣りの前に手を洗い、両手は冷え冷えだが、それが何とも心地よい。

 

荏原神社の創建は、709年である。ここまで歩いていて思ったが、七福神を有する寺や神社はかなり古いものが多い。寺や神社の昔からの存在感は圧倒的だ。一歩境内に入れば周りの建物の存在をかき消してしまう。蓄積した悪いものは、足を踏み入れた瞬間に吹き飛んでいく気がする。

 

一心寺 寿老人

延命・長寿福徳をもたらす神

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15:05、こじんまりとしていて、何だかしっとりしているお寺。住職さんが怖そうだったけど、気のせいだった。お堂の中にいるトイプードルの様な犬が可愛かった。

 

創建は江戸時代末期。旧東海道筋においては、裏鬼門の方角に向いて、守護しているそうだ。

 

養願寺  布袋尊

寛容で福寿・財宝をもたらす神

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15:20、さらっとしたお寺だ。一心寺さんの近くで、門から見える。布袋さんは、江戸時代に製作されたもの。

 

こちらの虚空蔵菩薩は、丑寅年生まれの守本尊で、「品川の虚空蔵さま」と呼ばれている。相方は寅年生まれなので、肌守りを購入してお土産とする。人の事を気にする余裕が出てきた。

 

品川神社  大黒天

福徳円満で財宝をもたらす大願成就の神

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いきなり小高い山が登場する。
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フィナーレに相応しい階段。圧倒的ラスボス感(不謹慎)。
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15:30、到着。熊野古道に比べたら、この階段はどうって事ないよね。

 

1187年、源頼朝公が安房国の洲崎明神をお祀りしたのを創始としている。徳川家康関ヶ原戦出陣の際に戦勝を祈願したそう。

 

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神社向かって右側にお稲荷さんもあり、お金を洗う場所があったので、お財布の中のお金を全て水洗いした。洗ったお金はすぐ使った方がいい派と使わない派がいるようなのだが、自分にはよく分からないので、真ん中を取ってしばらくは使わないでおこうと思う。

 

個人的な感想だが、何故お稲荷さんて暗くて少し怖い場所にあるんだろうか。

 

新馬場駅から降りて、品川神社からめぐるルートが一般的のようだが、小高い場所にある品川神社をゴールとすると、達成感が素晴らしいので、こちらのルートもおすすめだ。何より大願成就の大黒天と言うのが、嬉しい。

 

出発する前までは、寒いし、雨だし何となく気乗りしなかったのだが、歩き出してしまえば、4.5kmの楽しい道のり。冷たい空気と水と七福神に悪いものは霧散したように思う。

 

今年は七難を免れ、七福を得られる年になると信じて来週からのビジーシーズンを乗り越えて行きたい。

 

今年の東海七福神めぐりは、1/15までなので、思い立ったら是非!他の七福神と比べて、距離も短めなので歩くのが苦手でも大丈夫かと。

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蛇足だか、判子をいただく台紙が、色紙なので保存しやすい。

1泊2日で巡る松山~高松 未知の島、四国へ

島には何となく閉塞感や独特の空気があるような気がする。

 

国全体を見れば、日本も島であるが、内陸県の埼玉で育ち、居住地の大移動も転勤も無い人生をこれまで歩んできたので、本州は何となく島感が薄い気がする。飽くまで、個人の感想である。

 

2018年2月、11:05、四国に始めて上陸した。羽田発9:30、ANA585便は通路側だったし、座ったらたちまち寝てしまったため、飛行機から降りたら、愛媛、松山空港に到着していたという体たらく。島に到着した感は全くなかった。

 

松山の道後温泉の改装工事が行われる前に訪れたかったのと、友だちが松山に住んでいたので、ずっと来てみたいと思っていた。そんなに行きたかったくせに、有効期限が切れそうなマイルを利用しようとしたため、行き:松山、帰り:高松の飛行機しか取ることができなかった。ケチである。

 

というわけで、いい歳の割に弾丸ツアーになってしまったが、欲張りな大人の貴方のための、1泊2日で巡る松山・高松の旅をまとめてみた。 

  

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松山空港よりリムジンバスに乗る事15分、松山駅前に到着。すぐに目についたのは、いよてつの路面電車。可愛いみかん色。

 

路面電車を大街道で下車、お昼を軽く食べて、お散歩がてら松山城へ向かう。

 

1. 松山城

 

春や昔 十五万石の 城下哉  ー 正岡子規

 

松山城は、武将、加藤嘉明が1602年に築城を開始し、4世紀半かけて完成したそう。サグラダファミリアもびっくりな年数だ。標高132mの勝山の山頂に本丸、中腹に二之丸、ふもとに三之丸がある、連郭式平山城である。見る角度によって、異なる様子を見せる大きな城だ。

www.matsuyamajo.jp

 


松山城リフト

天守閣は行くには、徒歩、リフトとゴンドラと手段がある。2月中旬だが、いいお天気だったので、リフトを選択。友達は運動がてら、徒歩でよく登るらしい。リフトから下を見ると結構歩いている人もいる。

 

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リフトから降りて、緩やかな上り坂をおしゃべりしながら歩く。


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石垣が天高く伸びていて、美しい。


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本丸前の広場、ちょうど梅が満開で綺麗だった。


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天守からの眺め。この天守は江戸時代に建築された12天守の1つだそう。昔のお殿様もこの城下の景色を見ていたのだろうか。小高い場所に立っているけれども、山城と違い回りが街なので、何となく偉くなったように感じる。見晴らしは良くなかったが、霞がなかなか春らしさを醸し出していた。

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中に入ると甲冑を着用して、写真を撮ったり、カタナの重さを体験できる。

 

2.10FACTORY 松山本店


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15:20、愛媛と言えば、みかん。オレンジジュースをいただく。何の種類を飲んだのか忘れてしまうという痛恨のミスをおかしたが、非常に美味であった。

 

松山城から、いよてつ大街道駅に戻る道にはたくさんのカフェやおしゃれショップがあって、のんびり散策してしまった。

 

3.第51番札所 石手寺

石手寺へまはれば春の日暮れたり - 正岡子規

 

道後温泉駅へ移動、荷物をホテルに置いて、16:30、石手寺へ向かう。四国お遍路の札所の一つで、神亀5年桓武天皇の勅命で創建したという、とても古いお寺だ。金剛力士像は雲慶派、薬師如来像は行基の作とされており、仏像クラスタにも興味深いお寺だと思われる。

 

四国遍路を歩くことに少しだけ興味があり、四国の札所の一つに訪れたく思っていた。道後温泉から歩いて15分位だったので、旅程に組み込んだ。

 

一言でいうと、黄昏時のお寺は腰が抜けるほど怖い、ということがよく分かった。熊野古道を一緒に歩いたP氏も四国遍路は、怖い雰囲気のお寺があるので、やらないと言っていた。高野山もそうだったけど、個人的に密教は、かなり神秘的でそれゆえに怖さを感じる。

 

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本堂の前の門。お遍路さんもいた。

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大仙窟、マントラ洞窟、この後先に進んで、漏らすかと思うほど、怖かった。


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境内には人がいたのだが、奥の院への道には人はいない。山(森?)の中に入っていく。


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山の中の一木彫りの羅漢像たち。括りつけられている。


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ちょっともう難しい。中川ホメオパシー先生風の建築物。


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道路沿いに突然現れる。怖いよう。

 

写真は結構明るく映っているのだが、2月の17時あたりの時間帯だったため、結構暗かった。

 

石手寺に伝わる名前の由来の話は有名で、春風亭昇々さんの創作落語弘法大師」でも聴いたことがある。

 

4.鯛めし 宇和島

17:40、丸水 道後店。宇和島風なので鯛のお刺身に卵をかけていただく。松山は魚介類が新鮮で美味しい。ほっこりする。

 

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s395800.gorp.jp

 

5.道後温泉本館

十年の 汗を道後の 温泉に洗え - 正岡子規

 

18:30、ついに道後温泉 本館にやってきた。

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せっかくなので、霊の湯(たまのゆ)3階個室を選択。入口はかなりの混雑だったので、何分待ちになるのかなあと心配していたが、待たずに3階個室へ案内された。

 

お風呂は、42度と熱め。お客さんが長湯をしないように熱くしていると友人は言っていた。お店の趣旨に反するが、これで水風呂があれば完璧なのにと思った。3階の霊の湯はとても狭くて、5名も入ればいっぱいになってしまう。その後、一階の神の湯をはしご。

 

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湯上りに坊ちゃん団子とお茶をいただき、おいしそうなジュースを飲んでまったりとした時間を過ごした。

 

写真撮影は禁止だったのだが、夏目漱石が利用していた3階の部屋や、皇室専用の風呂を見学して楽しんだ。漱石が先生をしていた頃の写真を見たが、イケメン過ぎて驚いた。

 

2月の夜だというのに、館内は暖房も入っておらず、窓は開けっぱなし。お風呂に入って、身体を冷ますのにはちょうど良かったけど、働いている人たちは寒くないのかな。 

 

 

温泉あり、城あり、みかんあり、鯛めしあり、路面電車ありで、1日ではとても時間が足りない。魅力あふれる松山は、正岡子規夏目漱石の聖地だったり、坂の上の雲ミュージアムもあるので、文学、明治時代好きクラスタも楽しめるなと思った。

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宿泊した「道後やや」のフロントでは、2種類のみかんジュースが蛇口から出てくる。飲み放題なんて最高かよ。

 

こんな素敵な松山旅だったのに、何故一年も下書きに眠らせていたのか。それは、お寺の怖さを思い出したくなかったことが原因だろうと思われる。

 

先日、久々に会った友達とこの旅の思い出話していたら、「お遍路は、霊感なくても怖い所多いよ。お寺に行くなら10:00~14:00の晴れた日がいいよ。あと、お遍路さんには、行方不明者が多いのも怖いよね」と言われて、鳥肌がたった。

 

水曜どうでしょう」でも、お遍路するたびに、大泉さんが病気になったり、変な音がしたり、車のエアコンが壊れたりする回があったし。このブログを書いている時も、インターネットの接続がおかしくなったり、編集や保存ができなくなったりした。が、新年早々、それらは怖いから、秘密である。

 

高松へ続く

熊野古道 小辺路 高野山 大団円 Day4

今日、私たちを濡らした雨は、夜になっても降り続いていた。濡れたものを部屋の洗濯ロープにかけて乾かし、雨音を聞きながら、眠りについた。

 

 

高野山でケーキを食べよう!」

出がけに、リーダーが言った一言で、俄然やる気が出た。普通に生活していたら、普通に食べられるもののはずなのに、ケーキがとても甘美なものに思えた。ここ数日、甘味と言えば、みかん、干し芋、かぼちゃ等だったためだろう。

 

 

本日の行程は、16.8㎞、所用時間6時間40分である。

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大股 林道合流

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出典

高野山(高野町)~水ヶ峰(奈良県野迫川村)|和歌山県観光情報 公式サイト わかやま観光情報

 

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本日のクライマックスはスカイライン合流から丁石の間のここだろう。登らせておきながら、高野龍神スカイラインの途中から一気に下らせて、一気に登らせる。こういう道が突然現れると、へとへとな旅人の心を折るのだ。

 

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昨日の雨が嘘のように上がり、悔しいほどに何事もなかったようないい天気だ。

 


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8:40、大股登山口より出発。お決まりの厳しい熊野古道への入口。もう分かっている、ここは半歩歩きで呼吸を整えながらゆっくり進むのだ。

 

落ち葉や石が濡れているけれども、泥で歩きにくいわけではなかった。ただ滑るのでひたすらに気を付けながら登る。空気がしっとりしている。

 


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9:10、ふと見れば、既に高い所にいるのが分かる。文明が遥か彼方に見える。またしばらくは、文明とお別れかと思ったのだが、


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9:12、しばらく車道を歩き、車道から再び山道へ戻る。

 

どうやら今日の行程は、車道と山道を交互に進んでいくらしい。車道ができたため、熊野古道 小辺路の途中の道は失われてしまったそうだ。

 

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9:45、車道を歩く。珍しく、リーダーが後ろを歩いている。結構距離があるように見えるのだが、すぐに追いつかれる。ロンドンの街中を普通に歩いているかのように、山道も車道も関係なくすいすいと歩いている。仙人なのかな。


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10:40、林道タイノ原からの眺め。緩やかな道が続き、昨日の様な悲壮感は全く感じない。この度始まって以来、話をしながらの楽しい道のりだ。

 

熊野古道で会社の愚痴は全て、山道に解き放とうと思っていたのに、あまり出てこない。この3日間歩いている間にか霧散してしまったのだろう。


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10:55、水ヶ峰分岐に到着。予定所用時間は2時間10分なので、ほぼ予定通りに進んでいる。熊野古道を歩きだして初めて「何これ、楽しい!」と思った。


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山道も本当になだらかで、歩きやすい。おまけに天気も素晴らしい。

 

ここは明治中期に多くの宿屋があったそうだが、交通網等の変化に伴い、巡礼者の往来が減り、農業を行うにも高地で条件が悪かったため、1952年に完全に廃村となってしまったそうだ。集落跡には、旅籠・屋敷・神社等の石垣、共同墓地らしい墓石が残るだけである。


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11:09、熊たちのテリトリーを抜け、高野龍神スカイラインに合流する。

 

この地点に出る少し前に、一人で山道を歩いている女性と出会った。熊よけの鈴の音が、とても澄んで美しい音色だった。歩くペースで鈴は揺れて、静かな山道をキラキラした金粉が風に舞っているような音だった。


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12:00、大滝集落に到着。ここでお昼のお弁当を食べる。リーダーの上着のポケットから、みかんが5個も6個も出てきて、思わず笑ってしまった。彼は、いつも休憩時にはみかんをくれたのだが、ここから出ていた事に今日気が付いた。

 

高野山まで、約5㎞、この辛かったような、楽しかったような旅も終わりに近づいている。


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13:10、今日のクライマックスの急な下りが始まった。アスファルトの下り道は本当に膝に響く。高尾山の一号路のアスファルトの下り坂をほうふつとさせる。

 

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 下ったと思ったら、再び登らせられる。分かっていた、それは分かっていた。気持ちが負けたら身体が動かなくなる。大丈夫、大丈夫。3日間歩いた今日なら、何とかなると分かっている。そして、この先にはケーキが私を待っているのだ。

 

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 13:45、薄峠に到着。高野山まであと3㎞弱。


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終りの気配があるけれども、「まだだ、まだ終わらんよ」とシャア様ボイスが回る。落ち葉と枯れ木と小石の道を登る。


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14:20、ろくろ峠に到着。車のわだちが、もう熊野古道が終りに近い事を感じさせる。昔の巡礼者もそんな気配を感じながらこの道を歩いただろうか。


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家が見える。人の住んでいる気配がする。もうすぐだ。


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14:30、金剛三昧院入口、ついに小辺路の終点に到着した。5時間50分の道のりだった。あんなに求めていたゴールなのに、終わりは突然に訪れた。

 

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柿のケーキと豆腐のレアチーズケーキとコーヒーで乾杯。同行者の一人とはここでお別れになった。その時、旅の終わりを強烈に認識し、思わず泣いてしまった。

 

72㎞、3泊4日をかけた熊野古道 小辺路の旅は無事に終わりを迎えた。歩き終わったからって、何かが強烈に変わるわけではないが、少しだけ、「意外と体力あるな」と自分に対する認識が変わった。

 

1ヶ月が経ち、すっかり東京生活モードに戻ってしまったが、時折思い出す。あの時の静けさ、自分の呼吸や鼓動、熊野古道で出会った人達の事を。あの場所の日常が、私の非日常なのはとても不思議な感覚だ。

 

私たちは過去を積み重ねて生きていく。その過程の中に小さな旅がいくつもあり、困難に見えても始めに決めていたゴールにたどり着けることもあるし、別の分岐に進むこともある。一つの旅が終われば、また次の旅が始まる。それを繰り返し、息絶える日まで進む。

 

だから、いつも自分の心に問いかける。

 

「さあ次はどこに行こうか?」

 

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2018年も有難うございました。これからも当たり前だけど当たり前ではない毎日を、大事に生きていきたいと思います。来年の大きな旅は、ノルウェー、北極圏 スピッツベルゲン島です。シロクマと戯れたい。楽しみ。

 

皆様良いお年をお迎えください。

 

今週のお題「2019年の抱負」