マウイ島 リセットのススメ Day2 海辺の街 パイア
ホノルル国際空港から飛行機を乗り継ぎ30分、マウイ島カフルイ空港に到着します。ハワイ島に次いで大きな島マウイ島は、半神半人のマウイが、その釣り針で引っ張り上げたという伝説がある島です。
伝説では、半神半人のマウイがハワイ諸島を海から引っ張り上げ、島の最高峰ハレアカラの頂上から太陽を捕まえたと言われています。マウイ島はこの神話のマウイから名付けられました。島の形がマウイの頭と体に似ていると言われています。
今日は、海辺の小さな町パイアをおさんぽです。カフルイからハナへ向かう道、6.4kmの北岸に、パイアがあります。かつてはサトウキビ産業全盛期に栄えたプランテーションの町でした。現在は、地元の素朴なアート・ギャラリー、あざやかで個性的なショップ、レストランが立ち並んでいます。
マウイ島への日本からの直行便がないためか、オアフ島と比べると全体的に日本人が少ないです。アメリカ人や韓国人(韓国からの直行便があるらしい)が多いそうです。最近は、オアフ島に比べるとそんなにでもないのですが、開発が進んできて、人が増えているそうです。余談ですが、アメリカ人が老後に住むことが多い島だそうですが、いい心臓外科医がいないそうです。
町の中心は、ハナハイウェイとボールドウィン通りの交わる部分で、ささっと歩くだけなら15分くらいで散策は終わってしまいます。日本でのスピード感を忘れて、小さなお店を見ながらのんびり歩くとリゾート気分になります。
パイアへ続くハナハイウェイ
パイアは、歌手であり、クムフラでもあるケアリィ・レイシェルが子供の頃過ごしたおばあ様の家があるそうです。幼い頃、週末や夏休みに過ごしたそのおばあ様の家をイメージして、日本では「涙そうそう」で知られる曲「Ka Nohona Pili Kai」(海辺の家)を作ったそうです。いつかこの曲を踊れる機会があったら、この景色を思い浮かべて踊りたいな。
この日は、嵐の後だったせいか、波が荒々しい
小さなお店は、のんびりしていて、観光客にもフレンドリーです。お店に入って「Hi」なんていうと、どこから来たの、マウイ島のことが知りたいならこの本がお勧めよ、買う前に試してみて、なんて会話がのんびり始まります。かわいいハワイアンジュエリーのお店もたくさんあります。
疲れたらカフェで休憩です。こちらのカフェは、屋外にあるので、スズメがやってきます。ゲッコーも見かけます。アサイーボウルは売り切れだったので、ギリシャヨーグルトにしてみました。適度な酸味とフルーツ、グラノーラ、はちみつで大満足です。
夏も終わった今、次の長期の休暇を夢見て働いている皆様も多い事かと思います。ハワイアンソングの涙そうそう「Kanohona Pili Kai」を聞いてみて、ほっと一息はいかがですか。ケアリィの優しい歌声でほんの少しマウイ島に思いを馳せてみましょう。
マカワオ滞在中にパイアへ行きました。ルメリア マウイは山の中にあるので、行きは下り坂なので、歩いて行けるかなと思って、たまたま会ったホテルのおじさんに聞いてみたら、「歩くのは無理だよ。俺がヒッチハイクしてやるから、その車に乗せてもらえばいいよ」とすたすたとホテル入口へ私を連れて行き、親指を立て始めます。
「ヒッチハイク!」やったことないし、若い男子じゃあるまいし、悪い想像しかない、無理ですとやめてもらったら、「じゃあ、ホテルでヨガのレッスンをしている先生か地元の生徒さんに乗せて行ってもらうといいよ。俺、頼んでくるよ!」とおじさん。慌てて、こちらもやめてもらって、大人しくフロントにタクシーを呼んでもらいました。
ヒッチハイクと誰かに乗せてもらえばいいというおじさんの話をフロントのお姉さんにしたら、「ヒッチハイクはどうかと思うけど、誰かにお願いできるなら、その方がいいよ。タクシー呼ぶと高いし、どうする?」と真面目に聞かれたので、あながち無い話ではないんだ…と実感しました。狭い世界で生きてたな私。ありがとマウイ。