ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

ゴマアブLOVE!についてのただの感想 [注意]ためになる話はない

\\ 私にはどっちかなんか選べない…///// 

 

待ってほしい。唐突に申し訳ない。錯乱したわけではなく、電車で見つけた広告の中での 胡麻野 恵さん(ごまの めぐみ)のセリフだ。

 


昨今、漫画を使用した宣伝は多く見かけるが、人気者の主人公(料理上手)という一言につい食いついてしまった。

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パッと見ると三角関係の状況のようだが、コマ割りから判断すると女子が主人公のように思える。

 

少女漫画の三角関係では、大概は「主人公の女子」が二人の男子の間で揺れる(花男暁のヨナ、くらげひめ等)*、または「主人公の女子とその親友女子」が一人の男子を取り合う(アオハロイド、好きなよ等)*、パターンが多いように思える。

*例に挙げたマンガは、三角関係がメインでないので、何とか読めたが、基本的に三角関係もつれが予感できた時点で、読まなくなる。アオハロイドは完全に途中で読むのを止めた。

 

歳を重ねるにつれ日増しに三角関係のキュンが苦手となり手を出さないのだが、このモテ男子、 角谷 純 (かどや じゅん)氏が主人公という所に不覚にも新しさを感じてしまった。少女漫画、三角関係シチュエーションで男子主人公はあまり覚えがないのだ。

 


気になってHPに行き、人物紹介を確認してみた所、やはり主人公は”恵さん”だった。残念だし、雑過ぎである。

 

ご興味ある方は下記からどうぞ。漫画とごま油のレシピを見ることができる。

www.kadoya.com

 

 

ここからは完全なる個人的な感想だ。

 

ごま油の香りで"恋か?濃いか?"で心揺れているようだが、恵さんのこじらせが正常に戻りさえすれば、幼馴染の純氏と両想いという布陣だ。

 

濃井 薫 氏(こい かおる)は完全に噛ませ犬、もとい少女漫画に必要不可欠な二人をくっつけさせるスパイス的な存在だと思われる。

 

 

「ゴマアブLOVE!」は3話を読むことができる。第2話の純氏のセリフへの恵さんの「なっ何言っているか分からないよ!」については首が痛くなるほどうなずき、恵さんに激しく同意した。

 

またライバル薫氏の登場シーンは、「危ない!!」と言いながらちょっとどこから飛び出てきたか分からなかった。(はしごを駆け上っている?)

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第3話では、早くも修羅場が訪れるが緊張感はあまりなく私でも読めた。

 

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「ダッ」「ばっ」というこの2コマの躍動感にとても岡田あーみん みを感じる。ツボである。

 

物語はここから展開していくと期待が高まったが、残念ながら「ゴマアブLOVE!」は作者の都合によりしばらくの間休載となるようだ。

 

漫画やアニメを使った広告が世の中にはかなりあるが、本当に直接購買に結びつく効果があるのかよく分からない。私の場合、漫画やアニメは覚えていても、それが何の商品やサービスに結びついているのか大体よく覚えていない。

 

人々の要求が多岐に渡り、企業の宣伝に対する努力は並々ならぬものがあると思う。しかし、量産されたゆるキャラと同じように、漫画やアニメの広告もなんでも作ればいいというものではない。

 

ごま油についてはLOVE!だが諸所が気になってしまい、しっかり漫画を細部まで読み込み、あまつさえブログにまとめてしまった自分を責めている。作家さんは一様に尊敬しているので、常に全力で作品を読む。そのため肩透かしをされた時の疲労感は半端ない。

 

どこかのシンジロウさんの如く意味があるようでないセリフの端々が気になって気になって、もやる。それを元に更に色々考えてしまう。

 

だんだんライバル薫氏の顔が、サンドウィッチマンの富澤さんに見えてきて、そうこうしているうちに本命の純氏の顔も伊達さんに見えてきて、実写化するならサンドウィッチマンがいいのではないかと思い始めてきている。

 

広告の意味などあるのか云々と偉そうに言ったが、ここまでくると広告製作者の思う壺感がある。悔しいのでこれ以上考えるのは止めよう。

 

 

 

 

 

妄想の世界はファンシー花が舞っていますが、現実世界では台風が近づいております。皆さまご自愛くださいませ。今日もいい日でありますように。