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それは「おもてなし」か?

日本政府観光局(JNTO)」によれば、2017年の訪日外国人観光客は、2,869万人で、東京オリンピックの1964年以降最高の人数とのこと。実際、お客様に日本に来るのは初めてですかと聞いてみると、初めてという人が多い事に少し驚いている。数多くの観光地があるにもかかわらず、日本を選んでくれたことに感謝!

https://www.jnto.go.jp/jpn/statistics/data_info_listing/pdf/180116_monthly.pdf

 

おもてなしは、ちょっと難しい。日本らしさを満喫してほしいと全力を出してみると、「生のお魚は食せない、布団じゃ寝れない、皆で温泉に入るのは抵抗がある」など言われて、肩透かしを食らったりする。

 

そもそも「おもてなし」は、日本のハイコンテクストな文化を背景に成り立っている、分かっている人同士のお約束の様なものの気がする。地方に行けば、外国人お断りの宿も施設も多いし、ビーガン用のメニューが全くなかったり、英語が使えない観光地もまだまだ多い。それを楽しんでしまう剛の者ももちろんいるが、旅行会社に旅行手配を頼んでくるお客様はそうではない。

 

以前の自分ならば、徳川家光公のごとく、「(そんなに我がまま言うなら)鎖国じゃあ!」という気持ちになっていたと思うが、日々色々な国の人々と接しているとインバウンドを日本の骨太の産業にするにはもう少し時間がかかるなというあきらめにも似た気持ちになってきている。だいたいどこの国でも現地になじんでしまう、日本人が特異な存在なのだ(きっと)。

 

勤勉な我らは、経験値がたまってさえくれば、相手を理解して、今より様々な相手をおもんぱかった「おもてなし」をできるようになるに違いないという信じてもいる。

 

新しい事を軌道に乗せるには、根気と時間が必要なのだ。

 

海外の人に意外と人気がないお菓子、それは、あんこが入ったお餅。おいしいのに。(写真は、新潟名物笹団子。温めると笹の香りがよく、お餅が柔らかくなって美味)

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