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此岸と彼岸を行ったり来たり 夏に見たいアニメ3選

 とても個人的な事なのですが、夏の時期は試験があったり、外資系企業の決算業務があったり(注:経理担当者がバカンスでいなくて、なかなか進まない)、フラのイベントがあったり、多忙です。

 

 その上、暑さが苦手なので外出をあまりしないし、夏は休まないので旅行にも行かない。手軽に楽しめる怖い話を聞いたり、読んだり、怖いゲームをしたり、ひたすらにインドアに過ごしてしまいます。今年は8月、9月とあまり暑くないですが、この時期の私はいつもこんな感じです。

 

 江戸時代、夏、講談師も噺家も季節の話として、怪談を高座にかけます。また怖い浮世絵を見たり、皆で夜に集まって、お寺などで百の怖い話をしたり、肝試しをしたりで、涼をとっていました。自分の夏における行動と比べてみても、風潮から見ても、それは現代においてもそう変わらないなと思います。

 

 7月や8月は日本において、生と死の境目が薄くなる時期のような気がします。お盆で先祖の霊を迎えたり、花火大会は鎮魂の意味があったりもするそうです。また1945年8月15日に太平洋戦争が終結したことにより、それまでに亡くなった方やその後の混乱により亡くなった方の特集やドキュメンタリーが流れ、生死について考える機会が多い時期でもあります。

 

 そういうわけで、この時期は怖い話、不思議な話、リアルな生死の話、それにまつわる話などを過剰に摂取してしまいます。ただ怖くないわけではなく、存分に怖くなり夜の物音に敏感に反応したり、悪夢をみたりもします。

 

 話はそれてしまいましたが、そんな生と死、生者と死者がとても近くにある夏に、お勧めするアニメ3本をご紹介したいと思います。

 

1. Another 

 綾辻行人先生の小説がアニメ化されました。文章でのトリックをアニメでどう表現するか、話題になりました。原作を読まずにアニメを先に見たので、ラストは衝撃でした。生者の中に隠れた死者は誰なのか、夜見山北中学高3年3組の秘密を解き明かすミステリーです。絵が美麗なのですが、その分惨劇のシーンにはずっしりときます。

あなたの隣にいる人は、本当に生きている人ですか。

 

www.mxtv.co.jp

 

2. 魍魎の匣

 京極夏彦先生の百鬼夜行シリーズがアニメ化されました。私は、戦後のごたごたの時代設定がツボなので、このシリーズには大いにハマりました。思春期の百合っぽい女子の関係や731部隊の意思を継ぐ人物に、バラバラ殺人、新興宗教団体が絡み、物語はどんどん複雑になっていきます。強面の刑事の木場が、デレるのも個人的には好きです。

 

 冒頭、箱の中の少女が「ほう」という所が好きなシーンです。

 

 この夏にNHKスペシャルで、731部隊スペシャルをやっていたので、世界観が少しリアルに感じられるような気がしました。

魍魎の匣(もうりょうのはこ)

www.nhk.or.jp

 

 3.鬼灯の冷徹

 平安時代、現世で悪事を働くと地獄に落ちるぞという話で、現世で善い行いをすべきという教えを僧侶は教えていました。地獄はとても恐ろしい場所であると人々は信じて疑いませんでした。そののち武士の世を経て、江戸時代に入ると地獄は滑稽な作り話のような存在になってきました。

 

 そんな江戸時代の世界観に近いような気がします。鬼灯様の苦労、上司や多種多様な獄卒たちを見ていると、地獄も現世も一緒だなとしみじみ思いました。10月から第2期が始まるので、今から楽しみです。キャラが多くなりすぎると、キャラの性格が薄くなりがちなので、ちょっと心配です。

 こんな地獄なら行ってみたい。

  

www.hozukino-reitetsu.com

 

【おまけ】 

 日本で育ってきているので、日本もののホラーは、煽りだけでも怖いものが多く、あまり見ないのですが、自分の人生の中で最も怖いのは、「SIREN」です。

 

 こちらは、ゲームなのですが、戦う術は無く、ひたすらに隠れ、逃げるという斬新な仕様と内容が私にどんぴしゃで恐怖を与えます。CMが怖すぎて、放送禁止になったことでも有名かと思います。「零」は霊写器で敵を倒せますので、怖いけど何とかクリアできましたが、SIRENはお手上げでした。

www.jp.playstation.com


 「SIERN]は映画も作られました。酷評が多かったのですが、閉鎖された空間、土着の文化、宗教、排他的な人間関係、怖さの要素は詰まっています。堤幸彦監督の作品ですので、トリックのような感じもしますが。



 怖い怖いと思いながらも、ついつい一人暮らしの友人から家に何かがいるという話も収集してしまう、怖がりな私の夏のお勧めアニメ(+ゲーム)でした。 

 

 ちなみに友人の話は、夜中にウサギが騒ぎ出し、しばらくしたピタッと動きが止まり誰もいない場所をじっと見ていたり、寝ていると遠くにお祭りのお囃子が聞こえたり、寝ている時に腕をつままれたり等というものでした。

 

 ただ、このエントリーを書いている時に、何度もはてなが落ちて、文章が消えたり、保存したものが失われたりしました。色々な意味でめちゃめちゃ怖かったです。

 

特別お題「夏の《映画・ドラマ・アニメ》」

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