ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

サンライズ出雲に乗って 神話の地へ 島根県出雲・松江あたり その1

 今年は自分の中で、日本神話の地を訪ねたいというテーマがあって、第一弾として島根県出雲、松江へ行ってきました。

 

 旅程はこんな感じです。

 

 弥生時代は、島根県辺りは大陸の文化が伝わりやすい場所だったのと、中国地方では砂鉄が多く採取できたことより、青銅や鉄等を加工する進んだ技術が高い人々が住んでいそうです。

 

 今回は行けなかったのですが、358本の銅剣が発掘された「荒神谷遺跡」や39個の銅鐸が発掘された「加茂岩倉遺跡」など古代ミステリーが残っている地でもあります。「出雲大社」はもとより、後鳥羽上皇が島流しになった「隠岐」や世界遺産に登録された「石見銀山」がある島根県、日本で46番目に有名な県だなんて信じられません。

 

 まずは一度乗ってみたかった、寝台列車サンライズ出雲から旅は始まります。東京駅22時発です。シングルB寝台の個室でした。座っているとさほど感じないのですが、横になると結構揺れるし、振動が大きいです。

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 初めて乗った寝台車なので、比較ができないのですが、他の寝台列車に比べると揺れや振動は小さいそうです。進行方向に頭を向けて寝ていると上の換気口から、冷たい風が流れてきて、風邪をひきそうだったので、逆方向に頭を向けて寝ていたら、ちょっと酔った感じになり、あまりよく眠れませんでした。

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通風口を締めればよかったのだと、朝になって気がつきました。

 

 朝6時27分、岡山駅で名物のサンライズ出雲と瀬戸の切り離しを見学に。この瞬間に立合う為に、多くのファンが7号車と8号車があるホームに集まります。7分間しかタイミングが無いので、乗り遅れないように時間を気にしつつ見学します。

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向かいのホームにも撮影してる人が。

 

 岡山駅を後にして、電車は日本海側へ向かいます。東京駅から進行方向右側の部屋だと、車窓から中国地方の最高峰「大山」、汽水湖「中海」が見えます。

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 終点「出雲市駅」は何だかがらんとしています。セブンイレブンがあるので、朝、コーヒーを飲みたい場合にはこちらで飲めます。

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    電車つながりで、旧大社駅にも立ち寄ってみました。

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 1924(大正13) 年築の駅舎で1990年に廃駅となった、JR大社駅を公開していました。純和風の真面目そうな建物ですが、屋根瓦に亀がいたり、建物内部の観光案内所の人形が怖かったり、なかなか面白かったです。

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レトロモダンで、今でも使えそうですが、全体的に傾いているような。

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人がいるのかと思ってびくっとしました。

 

    出雲の第一印象、それは人がいない…でした。ここって観光の入口ではないのでしようか。

 

 考えてもよく分からないので、寝不足、頭痛と共にいよいよ出雲大社へ向かいます。