ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

マウイ島 リセットのススメ Day3 カフルイ~ラハイナ マウイバスの旅

 マウイ島の印象、それは風の島です。ハリケーンの後に滞在したかもしれませんが、「いつもこんな感じ」とタクシーの運転手さんが言っているのだから、素敵な風がいつも吹いているのだと思います。

 

 海から木々を伝ってざわざわと吹いている風、その姿は見ることはできませんが、木々を揺らして、音を出して、髪を舞い上げる、その様子に風をまとっているような、守られているような感覚を覚えます。

 

 マウイ島での旅行者の移動手段は、レンタカー、タクシー、バスだと思います。マウイ島をのんびりと楽しむなら、私はバスがいいなと思います。ただバスのルートは限られているので、自分が行きたい場所にバスが走っている、時間に余裕があるのなら、バス旅も楽しいなと思います。

 

 カフルイにあるクイーン・カアフマヌ・センターから、ラハイナ アイランダー(#20)に乗って出発です。クイーン・カアフマヌ・センターの中央広場から、右に進んだ場所にバス乗り場があります。ショックなことがあったため、写真を色々取り忘れているのが、今更ながら残念ですが、中央広場では地元の方々が野菜やフルーツを売っていました。

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http://www.co.maui.hi.us/609/Maui-Bus-Public-Transit-System

Maui Bus Scheduleで時刻表、ルートを確認できます。また意外な事にバスは、時間に正確です。停まるバス停や乗る人が少ないからかもしれません。

 

 バス乗り場は、特にバス停があるわけでも、乗車する人たちが整列しているわけでもありません。バスの時間にバスが止まる場所に行くと、チケットを売っている係の人がいるので、行き先を言ってチケットを購入します。片道2ドル、一日券は4ドルです。往復するんだったら一日券を買いなと言われて、一日券を購入しました。

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 ラハイナ行きのバスが来ると係の人が、「ラハイナー、ラハイナー」とバスを教えてくれるので、バスに乗り込みます。クイーン・カアフマヌ・センターからは、いくつかのマウイバスが走っていて、ワイルク(#1、#2)やパイア&ハイク(#35)、キヘイ(#10)などに行く事ができます。

 

 ラハイナ行きのバスは、一時間に一本です。ワイルクの町を通り、マアラエアを過ぎると海が見えてきます。ウォーフ・シネマセンターに着いたら、そこはラハイナの町です。

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バニヤンツリー 木陰で寝ている人や観光客でにぎわっています。

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オールドラハイナ灯台 カメハメハ3世の命令で作らされたものを復元させたもの。ラハイナ港に灯台を建築することがカメハメハ3世の初の指令だったそうです。

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ラハイナ港 ラナイ島が見えます。意外とラナイ島が大きくて驚きました

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ザ・アウトレット・オブ・マウイ アメリカのカジュアルブランドがそろってます。のんびりとしたモール。トイレ休憩にも使えます。

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マウイ・タコ

お店の入口のドアの開け方が分からなく戸惑っていたら、外の椅子で食べてたおっちゃんが教えてくれました。マウイ・タコ オリジナル、ビーフ(税抜 5.95ドル)にしました。サルサ・ソースは好きなものを自分でかけることができます。ちょっと種類がよく分からなかったので、適当にかけたのですが、おいしかったです。

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 フロントストリートはそぞろ歩きしている欧米の観光客が多かったです。日本人にはほとんど会いませんでした。人気のチーズバーガー・イン・パラダイスは、11時なのにざわざわと混んでいました。キモズに開店前にかかわらず2~3人並んでいました。

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 日本でもたまには時間を気にしない一日を作ってもいいのかなと思いました。

 東京の都バスもたまに乗ると、この道とこの場所がつながっているんだなんて新たな発見があったります。地下鉄に乗ることが多いので、駅から駅の景色の間の情報が全くないのですが、バスだと道がつながり景色がつながってくるので、今更ながら発見が多いです。

 

 フラソングにもよく出てくる古都 ラハイナ、今回の旅行では時間がないからいけないかなと思っていました。何故行く時間ができたのか?それは、同じ日の早朝3時、ハレアカラ サンライズツアーのバスに置いていかれてしまったからでした。暗いホテルのロビーで呆然と取り残されたぼっちのひつじ、ホワイトアウトした所から、次回のストーリーは始まります。