ぴこのねごと

さあ、つかの間の現実逃避へ。 旅とフラと時々経理の話

おひとり参加の旅~台湾さんぽ Day3

地震はどこへもついてくる

 

おひとり様グループの面々にもだいぶ慣れ、お姉さまグループは本当に知り合い同士なのじゃないかと思うほど仲良くなった2日を終えて、3日目の朝のこと。

 

朝方ホテルで眠っていたら、ゆらゆらと建物が揺れています。

 

地震でした。お恥ずかしながらこの時まで、台湾に地震があるとは思っていませんでした。

後で知ったのですが、台湾は結構な地震大国でした。

 

揺れはしばらくして、収まったのですが、家族から電話があり、台南が大変なことになっていることを知りました。

台湾のテレビでは何も放送されていません。

日本の報道のほうが早かったのでしょうか?


その日は、台中の花蓮まで観光に行く予定でしたので、本当に行けるのか、

そもそも明日帰国できるのか心配しておりましたが、予定に変更はなく、スケジュールは完遂されました。

 

花蓮も地震が多い地域であり、

大理石が多く採取できる太魯閣渓谷は、今朝の地震により、土砂崩れの可能性もあるそうです。

行ってみないことには、状況が把握できないため、とにかく台北から電車に乗って、

現地に向かうこととなりました。

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駅構内は報道の人たちが集まっていて、物々しい雰囲気。

電車は、台中までは動いているそうなので、花蓮までは行けそうです。

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(旅のお供にもらったお菓子。ほんのり甘い)

多少の通行規制があるものの太魯閣渓谷の観光は、無事に終わり、

大理石だらけの雄大な山々を堪能して、心が忙しかった一日が終わりました。

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緊迫していた半面、普通すぎて何だか気が抜けてしまいました。

 

台湾の観光だけだったら、料理もおいしかったし、皆がお一人様参加の旅も気楽だし、また参加したい、台湾いい所だという感想しか持てなかったかもしれません。

異国でツアーの面々以外の知り合いもいない中で、地震にあったことは、私の感情を揺さぶり、インスピレーションをもたらしました。

 

これからの旅で何か予定外の自分で制御不可能な事態が起きた時、あなたはどうするのですかと改めて問われているような気持ちに包まれて帰国。

 

台湾さんぽはこれでおしまいです。

有難うございました。